袴の折り目、襞(ひだ)は何本だと思いますか?
実は、5本と決まっているのです。
理由は機能性ではありません。
先人達からのメッセージが込められているのです。
儒教では、人がつねに守るべきこととして、
「仁・義・礼・智・信」が挙げられています。
この「5常の徳」が、袴の折り目の5本の意味なのです。
つまり着物とは、ただの衣服ではなく、
精神性を備え、着る者を律する力を持っているのです。
だからこそ、着物はいま海外からも注目されています。
本書では、和装のプロが着物を通じて学んだ、
一流になるための所作や心づかいを紹介しています。
第一章 いま、なぜ世界は、着物に注目しているのか?
第二章 一流の人は着物を着こなす
第三章 すてきな人は着物美人
第四章 生みの苦しみを乗り越えて
第五章 袴には日本人の精神が宿る
第六章 着物業界を夢のある業界に変えたい!
レビュー(6件)
スゴくいい!!
改めて日本に生まれて良かったと思える一冊です。日本人としての誇りを持って生きることを見習い着物を自分で着付けて楽しめるようになりたいと思いました。
日本人は「はかま」で凛とせねば!
着物って今の暮らしの中ではあまりなじみがありませんが、着ている人を見かけるととても格好いいと感じています。その着物について、日本的な和の精神が宿るところに、あらためて「日本人」としてのマインドを思い起こさせてくれた本です。 筆者も言っていますが日本人としてのアイデンティティそのものなんですね着物って。グローバルな時代だからこそ着物の良さを楽しむことが大事なんだとおもいます。京都など国内の観光地では外人さんが着物を楽しんでますもんね。本家本元のわたしたちが着物を着なくっちゃ。 そしてこの本は、着物を着ることで「思いやり」「心づかい」「謙虚さ」を同時に表現すると言い、これは今の時代に特に必要な心のあり方なんだなと気づかせてくれます。たとえば、本来「はかま」は武士の象徴。「はかま」を身につけると心が引き締まり、悪いことができなくなる、という筆者の話は、経営者や管理職、学校の先生や教育委員会、政治家先生、お役所の方々等々にぜひとも聞かせてあげたいお話です。 新しく開発した袴の汗と涙の話も面白いです。経営者魂というかものすごい信念、情熱みたいなもの、そして人のご縁といった見えない力の存在が、何かを生み出すときにはとても大事なんだなと感じました。 この本は、単なる着物のうんちく本ではなく、経営者やリーダーの地位にある人たちの心のあり方を問う本であり、中小零細企業経営者に向けて熱い応援のメッセージを込めた本だと思います。
まさに、現代の「服育」にぴったり
和服を着ること。いや纏(まと)うこと。これは何を意味するのか?あまり深く考えたことはなかったが、ここまで日本人としての誇り、精神性に根付いた、素晴らしい意味があったとは思いもしませんでした。私も30過ぎのいい大人ですが、この和服が持つ正しい意味を知らず、ただカッコいいから、年に一度や二度着ていただけだったので、身が引き締まる思いでした。いま、社会でも「服育」の話題が出ていますが、この本は、小さな子どもを持つ親御さんにこそ読んでほしい一冊。和服の意味を、小さいころから知っているのと知らないのでは、品格、礼儀、思いやり、人間としての輝きに大きな差が出ると思います。まさに、現代に「服育」にピッタリの本です。
海外でモテるの広告に引かれて買いました。
確かに、海外でのインパクトは抜群でしょうね。 向こうで着物ってなにって言われた時に、ここまで答えれたらカッコいいけど 英語で話せないかも!
着物を着たくなりましたー!
これまで着物には関心もなく、着たこともなかったので、中野博先生がこのテーマで本を 書かなかったら、生涯、着物とは縁がないまま終わるところでした。 今回、中野博先生が着物をテーマにしたのは、なぜだろう? 、との思いで読み進めてみたら、なっとく。 「はじめに」を読んでみると、感情丸出しの中野先生の体験談についつい ひきこまれ、着物を着るだけでモテル? まさか!との感じでハラハラ、ドキドキして読んでしまいました。 着物って、ほんと深いですね。 今回の共著者の坂本洋平先生の着物に対する知識や造詣はかなり深く、しかも、こうした 知識や知恵を形にして、たった1分でスーツ感覚で着られる袴を開発されたとのこと。 後半での、お二人のかけあいがとても面白くて興味深く読み、わたしも、ぜひ着物を 特に袴をはきたいと思いました。 これから、日本は2020年の東京オリンピックに向けて外国人観光客へ日本の価値や 文化などをPRすると思いますが、ぜひ、この袴を政府関係者や競技に参加する選手の みなさんには、入場行進で着て欲しいですね。 そんなことをこの本でイメージするようになりました。 日本人なら、この本の知識や造詣は得て欲しいですので、お薦めです!