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『マリアビートル』『AX アックス』に連なる<殺し屋シリーズ>の原点! 「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。 どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。 鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。 一方、自殺専門の殺し屋「鯨」、ナイフ使いの天才「蝉」も「押し屋」を追い始める。 それぞれの思惑のもとに──。 「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。 疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!
レビュー(2301件)
映画を見て原作が読んでみたくなり購入しました。
以前友人に借りその面白さにハマりました。3部作目のAXが出ているのを知り購入して読んだらまたグラスホッパーが読みたくなり改めて購入する事に。借りて読んだのがかなり前だったので忘れている所も色々あって新鮮な気持ちで読めました。やっぱり面白い!色々伊坂作品を読みましたがこの三部作が一番のお気に入りです。
満足
実に面白いです。次から次引き込まれる感じです
AXを読んで伊坂氏に興味を持ちました。 マリアビートルに続きて3冊目に購入。 期待を裏切らない内容で、これを読んでから、もう一度マリアビートルを読むと また、「ああ、なるほど」って思いました。 描写の切り替わりや個性的なキャラクターものめりこむ要因でしょうか。 非現実的なのに、もしかしたらこういう世界もあるのかと引きずり込まれました。
3人の視点から
3人の視点から、順繰りに話は進んでいきます。ネタバレになるのでこれ以上は自重します。