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日本人はなぜ、こんなにもポテチが好きなのか?ジャガイモ復権の狼煙「のり塩」、洋食への憧れが育てた「コンソメパンチ」、団塊ジュニアを魅了した「ピザポテト」。ポテトチップスを軸に語る戦後食文化史×日本人論!●本書の構成【第1章】 ジャガイモを受け入れた戦後日本 --日本食化するポテチ【第2章】 団塊ジュニアの胃袋を狙う --大衆化するポテチ【第3章】 欲望と消費と経済成長と --プラットフォーム化するポテチ【第4章】 下流社会が求めた“貧者のパン” --ジャンクフード化するポテチ【第5章】 経済低迷とダイバーシティ --国民食化するポテチ
レビュー(22件)
日々気軽に食べているポテトチップスに、こんなに深く面白い歴史があったとは! ポテチ好きさんには一度手に取って読んでみていただきたい一冊です。 100円ちょっとで手軽に食べられるお菓子ですが、カルビーや湖池屋の苦労や切磋琢磨があったことを知れば、よりありがたくよりおいしく思えることでしょう。
ポテトチップスの歴史、そしてどのように日本人の間に広がってきたのかよくわかります。各メーカーが試行錯誤して凌ぎを削ってきました。お菓子ではありますが、国民食の一つと言ってもいいのではないでしょうか? 私もポテトチップスは大好きです。カルビーなら「バターしょうゆ」「しあわせバター」、ギザギザ「味わいしお味」が、湖池屋なら「プライドポテト」が好きです。