顧客企業の成長に寄与しているかを問う新指標(iBank index)が示す金融機関のあり方!金融機関は企業を育成するという金融行動を通じて企業業績を向上させているのかどうかを評価する指標は現在ない。また、融資を受ける企業からみて、どの金融機関が企業業績を向上させるポテンシャルがあるのかの客観的な評価は困難であった。本書は、中小企業の経営指標に関するデータを活用した取引金融機関を評価する新指標から金融機関評価の理論的枠組みを解説するものである。
序 章 なぜ金融と企業を問題にするのか
1 背 景
2 研究課題の設定
3 本書の構成と骨子
第1章 新指標 i Bank index-顧客企業の発展のためにー
1 新指標の概念整理
2 測定するものは何か
3 新指標のモデル式の開発
4 新指標存置の必要性
5 期待される役割と改良すべき点
6 新指標の考え方と関連性
第2章 新指標 i Bank indexでみる金融機関の真実
1 新指標でみる金融機関の真実(実証研究)
2 非価格競争力をもつ金融行動
第3章 定性分析でみる中小企業金融のこれまでとこれから
1 企業と地域金融の先行諸研究レビュー
2 中小企業金融の潮流
3 変わりゆく監督官庁のスタンス
4 企業を測るモノサシ
5 地域の、そして中小企業専門金融機関であるために
第4章 定量分析でみる金融機関と地域経済
1 金融機関の貸出姿勢が及ぼす中小企業の経営指標への効果
2 金融圏と経済圏が一致した地域の分析
3 金融機関活動と企業財務
4 地域銀行と地域経済
5 信用金庫と地域経済
終 章 i Bank indexを収益ツールに
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