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マンションの屋上庭園の奥にある「縁切り神社」。 そこを訪れる<生きづらさ>を抱えた人たちと、「わたし」の物語。 本屋大賞受賞『流浪の月』の凪良ゆうが贈る、救いに満ちた感動作! <内容紹介> 小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。 百音と統理は血がつながっていない。その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。 三人が住むマンションの屋上。そこには小さな神社があり、統理が管理をしている。 地元の人からは『屋上神社』とか『縁切りさん』と気安く呼ばれていて、断ち物の神さまが祀られている。 悪癖、気鬱となる悪いご縁、すべてを断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるがーー <プロフィール> 凪良ゆう 2006年にBL作品にてデビューし、「美しい彼」シリーズなど作品多数。2020年『流浪の月』にて本屋大賞を受賞。2021年『滅びの前のシャングリラ』がキノベス!第1位。非BL作品の著作に『神さまのビオトープ』『すみれ荘ファミリア』など。
レビュー(716件)
この本を選んだ人は登場人物達の色々な生きづらさに共感出来る事があるのでは?と思いました。登場人物より世代は上ですが、ただ楽しかった若い頃を過ぎると少しづつ社会的な一般常識・平均的な生き方と比べられたり煩わしい事が増えていきます。
凪良ゆうさんの汝、星のごとく。が面白かったので、購入しました。読みやすく、登場人物も個性があり良かったです。
心があったかくなりました。ページを止めることなく一気に読み終えてしまいました。
とてもおもしろく、あっという間に読んでしまいました。 登場人物がみんな魅力的で、それぞれの視点からの物語がとてもよいです。
またまた引き込まれる本です。凪良ゆうさんの本は2冊目ですが とにかく面白い! まだ 途中ですが 読み進めるスピードが どんどん早まります。 登場人物 それぞれの目線での描写が独特です。