神性と経験
: ゴドフリー・リーンハート/出口 顯/坂井 信三/佐々木 重洋
南スーダンの牧畜民ディンカ人を対象とした宗教民族誌。無文字社会における従来の信仰と実践の理解を大きく揺さぶった本書は、やはり同じ地域の牧畜民を論じたエヴァンズ=プリチャードの『ヌアー族の宗教』と双璧をなす、社会人類学の古典的名著である。寡作だった著者の主著でもあり、長らく邦訳が待たれていた。監訳者による詳細な解説は、より深い理解の助けとなることだろう。
監訳者まえがき
はじめに
序論
第1部
第一章 天地の分かれ
第二章 神的なるものの唯一性と多数性(1)--自由神霊
第三章 神的なるものの唯一性と多数性(2)--クラン神霊
第四章 神性と経験
第2部
第五章 簎矠の長の神話
第六章 経験の操作ーー祈願と祈祷
第七章 経験の操作ーー象徴的行為
第八章 生きたままの埋葬
解説:ディンカとともに考える人類学(出口顯)
監訳者あとがき
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