「お兄さん、花買わない?」その瞬間、僕はハッとした。北朝鮮には「花売り娘」と呼ばれる売春婦が存在するが、その声をどこかで聞いたことがあるような気がしたのだ。彼女の顔をまじまじと眺めると、なんと彼女は、僕の大学時代の友人だった。彼女は美人で性格もよかったので、男子学生の憧れの的だった。彼女と、こんなところで再会するなんて!僕はやっとの思いで「君、結婚したと聞いたのに、どうしてこんなところにいるの?」と尋ねた…。かつて「地上の楽園」と思われていた国家は、地上最悪の「恐怖国家」だった。その真実の姿を、亡命者が命を賭して告発する。
レビュー(3件)
何ともいえない気持ち
かの国はよくテレビのニュース及びドキュメンタリー番組で見るが、実態はよく分からない。この本もそういう観点でいうと、よくわからないものだと思うが(筆者に対してではなく)、“煙のない所に火は立たない”ということわざがあるように、“一つの可能性”として、どんなものか知りたくて購入し、読んでみた。もしこれが自分の国なら、と思うと何ともいえない気持ちになった。
娯楽
日本の戦前のような生活をしているとつくづく感じます。