死に際し、なにを想い、どのような書物を作家たちは読んだのか
残り少ない自らの生涯をあゆむ中で、作家たちはなにを思い描いていたか。戦後文学の作家・大岡昇平の「サロン」で交流のあった作家たち、また著者が30代で判明した実の父親・水上勉の臨終間際に手にしていた書物、著者が敬愛する永井荷風と芥川龍之介の死の間際に読んだ本から、その思いとそれに至る経緯を、81歳の著者が記述する。
大岡昇平ーー『富永太郎画帖』
秋山 駿ーー『中原中也詩集』
中野孝次ーーセネカ「ルキリウスへの手紙」
水上 勉ーー正岡子規『仰臥漫録』・太宰治『晩年』
永井荷風ーー森鷗外『渋江抽斎』
芥川龍之介ーー『新約聖書』
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