無意識言語の不可視の形と現代美術の不可聴域の声を統合し得た本書は、構造論的精神分析の範を成す希有の達成である。[新宮一成(精神科医)推薦]
ことばにならないことばで、誰が何をどのように語っているのか。私たちの表現や表象作用としての夢・描画・現代美術の作品たちの語らいを、具体的なエピソード・作品とともに、フロイト、ラカンの精神分析概念によって辿り、その主体生成の原点へと迫る。誰もが抱き得る自分とは何かという問いは、精神分析と現代美術の交点として浮かび上がる。「私」という表現する存在構造を解く鮮烈な表現論。巻末に解説・新宮一成(精神科医)。
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