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主命とはいえ、秀吉との和平を進言し、家内ですっかり孤立してしまった茂兵衛。 お陰で、家康の次男・於義丸を大坂まで送り届けるという損な役目まで命じられてしまう。 一方、かねてより懸案だった沼田領の帰属をめぐって揉めに揉め、ついに真田昌幸が徳川に反旗を翻した。 黒駒合戦で北条、小牧長久手戦で秀吉と、強敵を続けて破ったことで自信満々な徳川勢は、過信から真田への侮りを隠せない。 蔓延する気の緩みに、茂兵衛は危機感を募らせるが……。 戦国足軽出世物語、油断大敵の第9弾!
主命とはいえ、秀吉との和平を進言し、家内ですっかり孤立してしまった茂兵衛。 お陰で、家康の次男・於義丸を大坂まで送り届けるという損な役目まで命じられてしまう。 一方、かねてより懸案だった沼田領の帰属をめぐって揉めに揉め、ついに真田昌幸が徳川に反旗を翻した。 黒駒合戦で北条、小牧長久手戦で秀吉と、強敵を続けて破ったことで自信満々な徳川勢は、過信から真田への侮りを隠せない。 蔓延する気の緩みに、茂兵衛は危機感を募らせるが……。 戦国足軽出世物語、油断大敵の第9弾!
レビュー(22件)
於義丸君が登場。この子、好き。薄幸の息子だけど、最終的には生き残り、血筋はつながっていきます。真田との戦いでひん死になっちゃう主人公です。
そりゃ買うでしょう
流石は満足度の高い時代小説!続きが気になると買わずにはいられないでしょう。
リアルな描写もあり、どんどん読み進めました。
待って、待ってやっと届いた~。 すぐ読み終わって、次の10巻待ちです。 11月は長い、早く読みたい。 井原忠政さん、おくれないで~!
真田昌幸方の諜報活動に茂兵衛が就かされるも、当然のことながら昌幸のほうが一枚も二枚も上手で、結局茂兵衛は裏切りの兆候さえ掴めず、上田合戦の火蓋が切られた。徳川方は昌幸の仕掛けた罠にまんまとはまる。小牧長久手戦での勝利で慢心があった徳川軍。茂兵衛も違和感を覚えながらも攻め上がり、果ては殿軍まで務めることになってしまった。終章のタイトルは「茂兵衛、討死ス」!? 本当に? 花井を見捨ててでも、寿美との約束を守ってほしかった。