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<2刷決定!>*2022年11月7日現在 宝塚歌劇 星組公演原作! 浪漫楽劇『ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜』礼真琴・舞空瞳主演にて舞台化! ヨーロッパの東の果ての国ジョージアの女王とイスラームの王子の 国の命運を賭けた一大歴史ロマンス、 ジョージア大使らとの特別鼎談付き決定版! ヨーロッパとアジアをつなぐ文明の十字路として繁栄したジョージア王国は、 13世紀、モンゴルの侵略によって亡国の危機に瀕していた。 若くして女王の座に着いたルスダンは最愛の夫ディミトリとともに、 亡き兄が遺した国を護るために奮闘する。 そんなある日、「ディミトリが敵国に内通している」との噂がーー。
レビュー(15件)
なんだか
宝塚上演作品の原作ということで購入しましたが、あまりにルスダンが軽率で…ディミトリも警戒心が足りなかったのかもしれませんが、長い間の信頼関係を簡単に捨ててしまえる淫乱女性という印象が。あの場面で凍り付いてなかなか先に進めませんでした。初めからそれが目的で美丈夫の奴隷を近くに置いていたとも取れます。更にそれを見とがめられて幽閉するとは。史実だとさらに酷い女性のようですが。生まれた子供の父親は本当は誰?と疑いたくなります。乳飲み子が段々似てくるなんて判断できないですし、あなたの子よと押し付けているような気がしました。婚外子だとすれば皇位継承がどうだったのか。そこら辺の書き込みが足りず、純愛物語と思って読むとかなり期待外れになります。史実があるのでこのように書くしかなかったのかもしれませんが、二度と読む気が無くなりました。美しいだけでこんな女性を愛したことがディミトリの悲劇だったのでしょうね。
カバーが美しい…。お話は長くないのですがギュッと詰め込まれて無理なく読める。どのキャラもその中で表情豊かに生きていて、読み手も一緒に生きることができました。
あっという間に読める
宝塚星組公演の帯付きで星組の舞台を想像しながら読めたし、巻末にはジョージア大使が宝塚に嵌まってしまった様子が分かる鼎談も載っていたので、楽しく読めました。ライブビューイングで自分の想像と舞台の答え合わせをする日を心待ちにしています。
発売日に到着しました。星組公演観劇前に読めて良かったです。