私たちが見ている世界は、本当に見えているとおりの姿なのか?止まっているはずの絵が動いたり、まっすぐなものが曲がったりーー錯視画を見ると、目で見たものが、実はありのままの形ではないことに気付かされる。しばしば起こる脳の曲解だ。ではなぜ、脳はそんな解釈をするのか。多くの図や身近な例を用いながら、「見る」ことと脳の働き、さらには脳と心の関係にまで迫っていく。最先端の脳科学の世界にようこそ!
まえがき
第1章 「見る」なんて、心のうち?
第2章 知覚と行動のつじつま
第3章 見るための脳の仕事
第4章 見る脳を覗く
第5章 心をつかさどるニューロン活動を求めて
第6章 二つの目で見る
第7章 脳、心、脳科学と私
あとがき
文庫版あとがき
図版出典
参考文献とウェブサイト
レビュー(3件)
読書日記
2015年1月1日読了 見るというところに注目した脳科学の本。普通 最初とっつきやすい錯視の話から始まって、脳のどこどこに損傷を受けた人はこうこうこういう障害が出るみたいな話になっていった。この辺りまでは面白かったが、その後、脳の中でどういうことが起こっているのかみたいになって難しくなった。 人の大脳皮質視覚視野は、大脳皮質の3分の1を占めているそうだ。 錯視の一つとして紹介されている「フレーザーの『にせらせん錯視』」は、錯視ではないと思う。