- 84
- 4.0
日本の何が問題なのか? 母娘問題、セクハラ、結婚・恋愛・子育て、団塊世代と大学闘争、性暴力などについて徹底的に語り合った7時間! ・日本の女が大変なワケ ・世代でくくると見えてくるもの ・結婚、恋愛、ナメんなよ! ・子どもを産むのは親のエゴイズム ・オヤジは再生産される!? ・性暴力は女性ではなく男性の問題 ・私たちは山ほど洗脳されている! <著者について> 上野千鶴子(うえの・ちづこ) 1948年富山県生まれ。社会学者。東京大学名誉教授。認定NPO法人ウィメンズアクショネットワーク(WAN)理事長。 専門学校、短大、大学、大学院、社会人教育などの高等教育機関で、40年間、教育と研究に従事。 著書に『家父長制と資本制』(岩波現代文庫)、『おひとりさまの老後』(文春文庫)、『女ぎらい』(朝日文庫)、『ケアの社会学』(太田出版)など多数。 田房永子(たぶさ・えいこ) 1978年東京都生まれ。漫画家、ライター。母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ 『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)がベストセラーに。主な著書に『ママだって、人間』(河出書房新社)、 『キレる私をやめたい?夫をグーで殴る妻をやめるまで?』(竹書房)、『「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました』(大和書房)など。
レビュー(84件)
フェミニスト入門編
東大入学式でのパンチのある上野先生の祝辞を聞いてすっかり魅了され、まずは入門編としてこちらを購入しました。日本におけるフェミニズムの歴史や変化しつつも変わらない現状、先人の残した功績、名誉男性やミソジニーは何故いなくならないのか? 歴史と社会構造から理解するのに、まさに入門編としてはぴったりでした。 上野さんと漫画家田房さんの掛け合い形式で書かれており、普段読書の習慣がない人にも読みやすいと思います。
1人いっさつはいただけない
ちょっと喧嘩ごしだなあ…という感じ。そういう時代だったんだろうけど、そんなふうにはできない。ただフェミニストの歴史を学ぶのにはよかったかな。実話ならではの迫力のエピソードあります。