ここで描くのは、芭蕉に何かを見、惹かれ、同じ夢を見た11人の門人たちである。それぞれの門人の個性、彼らから見た芭蕉像、芭蕉と門人たちが目指したものとは?これまでにない視点から門人と芭蕉を描く本書は、従来の研究では見えてこなかった芭蕉と門人を浮き彫りにする。その意味で本書は、新しい芭蕉の本であると同時に、新しい門人の本でもある。
はじめに 中森康之
序論ー芭蕉と門人 中森康之
1本書が提示する新しい視点
2さまざまな違いと共有
杉風から見た芭蕉 付、曽良ー等身大の革新者 佐藤勝明
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに
1杉風から見た芭蕉ー進化・深化する等身大の芭蕉
2芭蕉流の理解
付 曽良から見た芭蕉ーどこまでもなつかしい存在
其角・嵐雪から見た芭蕉ー俳諧の原点を共有した同志 稲葉有祐
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに
1江戸の俳諧師、其角・嵐雪と芭蕉
2江戸蕉門の出発ー詩人への憧憬から
3深川芭蕉庵ー行為としての俳諧・臨場感の演出
4芭蕉と其角・嵐雪の俳諧理念
おわりに
去来・凡兆から見た芭蕉ー絶対的な師か対等の関係か 佐藤勝明
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに
1『猿蓑』という撰集
2去来から見た芭蕉ーひたすらついていく絶対的存在
3凡兆から見た芭蕉ー自己の理想を強く主張してくる存在
支考から見た芭蕉ー思想としての俳諧の元祖、求道者、魂の救済者 中森康之
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに
1支考と芭蕉の出会い
2芭蕉が教えたこと
3支考が学んだこと
4支考が見た芭蕉
惟然から見た芭蕉ー貧楽の体現者、命を賭して旅した詩人 金子はな
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに
1芭蕉との出会い
2芭蕉の「乞食」と「貧楽」
3 俳諧の修行と「貧楽」
4芭蕉没後の惟然ー行脚の継承と芭蕉追善
おわりにー惟然が見た芭蕉
許六から見た芭蕉ー俳諧の革新者 砂田 歩
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに
1俳諧の革新者としての芭蕉
2革新の俳諧「正風体」
おわりに
土芳から見た芭蕉ー俳諧の誠の探究者、いつも感じながらともに生きる命 中森康之
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに
おいたち、豊かな愛情と喪失感
1芭蕉との出会いと再会ー命二ツ
2俳諧専心と芭蕉の死去
3芭蕉の命と共に生きる
おわりに
野坡から見た芭蕉ー自分の個性を解放し、発揮させてくれた恩師 中森康之
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに
1芭蕉入門前
2野坡、蕉風へー覚醒
3芭蕉没後の野坡ー師恩への感謝に生きる
4野坡の芭蕉流
おわりに
参考文献一覧
あとがき 金子はな
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