集う社員の数だけ、思い出の味があるーー。
藤丸物産の社員食堂で働く杏子は、二か月前に会った社員『藤の君』を捜している。
親切にされてときめいたものの、コンタクトが外れていたせいで顔が見られず、至近距離で視界に飛び込んできた社員証にあった「藤」の字しか認識できなかったのだ。
これまで何人か名前に「藤」が入る社員と関わったり、情報を得たりはしたものの、いまだ『藤の君』は見つけられていない。
そんな中、社員食堂に届いたクレームがきっかけで、杏子はパートたちとの関係がぎくしゃくしてしまう。
しかも、自分をこき使う年下の調理師・渚に『藤の君』である可能性が出てきたり、新メニュー開発がなかなかうまくいかなかったり、ストレスの溜まる毎日で…?
レビュー(8件)
2巻目です。
メニューの「ロコモコ」に「見た目が汚い」とクレームが入り反省。色々な行事に新しいメニューを考えたりして楽しくも有り忙しくもあり、「藤の君」はまだ見つからず。でも段々読んでいくうちに「もしかしたら?」と思っていたら当たった!皆川京子さんももしかしたらと思っているけど、鈍感と言うか「藤の君」はすぐそこにいるのに彼はじれったがっている。でもそこが楽しいですね。次巻を楽しみにしております。