「王女アレクシア」をのせた旗艦が沈められ、約二ヶ月。
いまやアレクシアは迂闊に宮廷に戻ることもできず王都の片隅に身を隠し、一方のディアナは、戸惑いながらも必死で王女を演じる日々。
旗艦の沈没をきっかけに、まるで二人の少女の立場がそっくり入れ替わってしまったような……。
だがこの身代わり劇が、初めから仕組まれていたものだったとしたら?
二人の生き写しのような姿が、単なる偶然ではなかったとしたら?
思いもよらぬ残酷な真実が、そこに隠されているとしたらーー?
「きみはきみの出生について、本当に信じられる証拠を、なにひとつ持たないのではないのかい?」
すべての役者が揃う第三巻。
レビュー(6件)
(ネタバレ)ガイアスが心配だったけど、処刑寸前でアレクシアと(現在の)仲間達に助けられて良かった。その時はまた離れてしまうけど、小夜啼城に向かう途中で今度はガイアスがアレクシアを救う…ドラマだ。 で、アレクシアとディアナの関係が明らかなった。エリアスにとってはどちらも姉なんだね。 「王女の遺言」という題だけど、本当に遺言って言うよりアデライザ姫の異説のような感じなのかな、そうであってほしい。 「招かざる小夜啼鳥〜」を読んでなくても大丈夫だけど、読んだ方が余計に楽しめる。 カティア、生きていたのはやはりあなただったか。