昭和18年、戦時下の日本。国家のために死ぬことを夢見る軍国少年・勇二が出会ったのは、歴史学者の娘・涼子。日本が戦争に負けると言い放ち、自由奔放に振る舞う不謹慎な彼女が、大学生の兄の恋人だと知ったのは、学徒出陣が近付く頃だった…。
「どうして俺が生き残っちゃったんだろうな」
「生き残ることは罪じゃないでしょう」
自由が統制され、夢を見ることさえ叶わない社会で、少年少女はどこへたどりつくのか。
秘密の図書館、真夜中の帝都、出征の朝、西へ向かう夜汽車、真っ白な日の丸。
『平成くん、さようなら』の著者による書き下ろし本格青春小説。
レビュー(22件)
2022年3月に購入し2024年5月まで本を開くことすらしなかった。厚いし、戦争の話だし、話しが重いのかなと後回しにしてました。GWのお休みに読み出したら止まらなくて2日で読み終わりました。戦争中の青春小説と言う言葉がピッタリです。 色彩、匂い、香り、温度、が伝わる読み物でした。
お薦め
読み始めたら一気に読みたくなる 古市さんの本です!お薦めです。