本書では、主として個体や胚レベルでの遺伝子機能の解明のために、ニワトリとマウスへの遺伝子導入技術、特に遺伝子の強制発現と遺伝子破壊が可能なエレクトロポレーション法を、またトランスジェニックカエル作成法と遺伝子の強制発現と破壊が可能なmRNAの顕微注入法を取り上げた。観察のために、3次元培養、スライス培養や細胞や組織の標識法を取り上げた。移植に関しては、ニワトリとウズラ間の組織移植法、細胞移植法を取り上げた。再生に関しては、再生能の極めて高いイモリの水晶体と網膜の再生、コオロギの脚の再生を取り上げた。全体を参照し、各手法を組み合わせることによって、個体レベルにおける発生再生に関する遺伝子機能の解明が可能になるように配慮した。
レビュー(0件)