2014年より都内の大学にて教鞭を執ってきた。「大学で何を教えているのか」「何のデザインをしているのか」「どんな研究を(以下略)」としばしば訊かれるので,教育と実務と研究の全容をご覧いただける場を設けたいと思っていた。折しもゼミ生から「ゼミ展をしたい」という要望があったので,展覧会を開催し,その模様を収録した本書を出版する運びとなった。大学教員としてのデザイン成果物は,言うまでもなく学生たちそのものである。モノが好きでデザイナーになったのだが,教員をやってみて,自分は人のことも好きなのだとわかった。それが一番の収穫だったかもしれない。
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