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高校数学を一本化! 一気に読み通せる面白さ! 現代社会で生きるために必須の数学的素養が身につく アラカルト方式の数学1、2、3、A、B、Cを改め、高校数学の体系をつながりをもって一本化。数学と日常生活を結びつける“生きた題材”を取り入れ、一気に読み通せる面白さを実現した検定外高校数学教科書。 【本書(上下2巻)の特長】 ・数学1、2、3、A、B、Cというアラカルト方式による縦割りから脱却し、つながりをもった1本の大きな体系として高校数学を捉え直した。 ・数学と日常生活を結びつける“生きた題材”を随所に取り入れ、数学を学ぶ意義を実感しながら、最後まで飽きずに読み通せる面白さを実現。 ・1960年代から現在に至るまで、検定教科書で扱われたほとんどすべての項目を網羅。 ・項目ごとに選りすぐった練習問題。 ・充実した索引により、高校数学“活用”事典としても利用可能。 【本書の内容】 7章 ベクトル・行列と図形 7・1 2次曲線 7・2 平面ベクトル 7・3 空間ベクトル 7・4 行列 8章 極限 8・1 数列の極限と級数 8・2 関数の極限 9章 微分とその応用 9・1 微分法 9・2 微分の応用 10章 積分とその応用 10・1 積分法 10・2 積分の応用 11章 確率分布と統計 11・1 統計データの整理 11・2 二項分布と正規分布 11・3 推定と検定 【上巻の内容】 1章 数と式 2章 方程式・不等式と論理 3章 平面図形と関数 4章 順列・組合せと確率 5章 指数・対数と数列 6章 三角関数と複素数平面 補章 整数と数学的帰納法の応用 7章 ベクトル・行列と図形 7・1 2次曲線 7・2 平面ベクトル 7・3 空間ベクトル 7・4 行列 8章 極限 8・1 数列の極限と級数 8・2 関数の極限 9章 微分とその応用 9・1 微分法 9・2 微分の応用 10章 積分とその応用 10・1 積分法 10・2 積分の応用 11章 確率分布と統計 11・1 統計データの整理 11・2 二項分布と正規分布 11・3 推定と検定
レビュー(12件)
上下巻でした
下巻から買っちゃいました。とは言え項目ごとに分かれているので順番が変わるだけです。 観想としては「思い出すための教科書」って感じがしました。個人的には一から学び直すための、考えかたのアプローチを別方向からにして学び直すための「学校とは違う学び方」を所望していたのですが。 このシリーズの科学学科は上記に書いた自分の望む「学校とは違う学び方」をある程度満たしてくれたのですが、数学は著者も違うので傾向が違ってくるみたいですね。
大変わかりやすく、数字の基礎、基本が解説されています。
数学を学ぶ社会人
本書は最初、友人から上下巻を4ヶ月間借りて、読破しました。友人に返すと同時に新品を購入しましたが、その主たる理由は、本書の索引が他の高校数学書に類を見ないほど優れているからです。戦後、高校数学として扱った内容がすべて網羅されているばかりでなく、それらの使用法が的確に分かるからです。もちろん、上下巻通しての索引は両方に載っています。本書は、いわゆるセンター入試に代表されるマークシート式の答だけを当てる問題の解法テクニックを学ぶ書ではまったくありません。それを目的とする購入だけは絶対にお勧めしません。反対に、記述式答案の書き方を学ぶ書としては絶対にお勧めです。それは、証明や説明が非常にしっかりしているからです。本当の数学を、一歩ずつ楽しく存分に学びたい人にお勧めする本です。以上は、子ども、孫の代まで残せる本だと思った理由ですが、その他にもいくつか特筆すべき点があります。 一つには、なぜそれを学ぶのか、という学びの意義をしっかり述べている書なので、何のために数学を学ぶのかあまり分からない従来の教科書や参考書とまったく異なるものです。 一つには、論理的な内容の章を前の方にもってきたことからも分かるように、言葉遣いが非常に厳密で、読者に誤解を与えることがないです。 一つには、私が最初、友人から借りた書は上下巻とも初版でしたが、誤った個所が皆無でした。疑い深く読んでみたので、上下巻で700ページを超えていますが、本当に見つかりませんでした。 一つには、経済的な内容の説明、たとえば経営数学の線形計画法、経済理論のクモの巣原理、乗数効果、などを始めとするものが随所に高校数学の応用例として載せてあるので、社会人にとって真の学習ができる書になっていることです。 最後に、下巻で個人的にとくに感激した点をいくつか書きます。空間図形を大切にした記述、とくにステラジーの一つである「類推」の立場で平面図形から上手に記述。高校数学教科書には結果だけ書いてある自然対数eの完全な導入。級数の応用としてのスポーツの最高記録。最近の高校数学の教科書にはない微分方程式の解説。高校数学の教科書にはない統計の中心極限定理の紹介があり、それが大数の法則より相当強力であることの説明。将棋で後手が有利になったことを示す統計データからの厳密な分析。等々。
高校生に読ませたいのか?大人に読ませたいのか?分からない
数学の学習
上巻に続いて下巻も同時購入。一度学んだ方には、良い復習ができるのでは、と思いました。専門高校の勉強不足を補うのは難しかったようです。