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ありそうでなかった、こども向け「将棋の手筋」解説本。 将棋のルールを覚えて、対局ができるようになると、「この局面で、つぎにどんな手を指すと、じょうずな手なの?」という疑問が、必ずわいてきます。その局面ごとのじょうずな手=「手筋」を、将棋の世界では、プロ棋士をはじめ、数えきれないほどの棋士たちが、はるかな昔より、じつに長年にわたり、研究してきました。 じつは、将棋は、まずはこの「手筋」を覚えることで、飛躍的に強くなります。と同時に、一気に楽しくなります。 じっさいの局面は、さまざまな手筋が絡みあったり、隠れていたりします。局面をじっと眺め、考え、この隠れた手筋を発見した時の楽しさといったらありません。またそんな手筋を繰り出す指しまわしをしていれば、勝ちがどんどん近づいてきます。 「もう一段レベルアップしたい」と考える、すべての将棋好きのこどもたちに最適な手筋入門書。強くなって、楽しくなる、ぜひおすすめしたい一冊です。 序章 手筋ってなんだろう? 第1章 序盤・中盤の手筋を学ぼう! 歩・・・・・・一歩交換/継ぎ歩/垂れ歩 など 香・桂・・・・・・スズメ刺し/田楽刺し/桂の両取り など 銀・金・・・・・・棒銀の攻め/割り打ちの銀/角の頭を守る など 角・飛・玉・・・・・・遠見の角/十字飛車/玉を囲う など チャレンジ問題 第2章 終盤の手筋を学ぼう! 歩・・・・・・焦点の歩/たたきの歩/成り捨て など 香・桂・・・・・・はなして打つ香/不成の桂/ひかえの桂 など 銀・金・・・・・・不成の銀/桂頭の銀/トドメの金 など 角・飛・玉・・・・・・攻防の角/二枚飛車/玉の顔面受け など チャレンジ問題
レビュー(5件)
こどもにもわかりやすいように図が多く読みやすいです。
将棋教室に通い始めた小2の息子のために購入しました。中村さんの1手詰め、3手詰めの本と合わせて購入です。 子供向けで読みやすいですが、内容はしっかりしています。 息子は、詰め将棋とこの本と交互に読みながら、熱心に勉強しています。
こども将棋ですが、納得するところが多いです。 まだ読み始めですが、開いた箇所の手筋ごとに楽しく読んでいます。 孫が読んでくれたらと思い購入しました。早すぎたかもしれない。
初心者には難しい。
どうしよう。 わからなすぎる。 最近子供と将棋を始めて、子供はメキメキと上達したので負けないために子供と読もうと勝ってみましたが、初めからもう何のことを言っているのかわからなすぎて最後まで読まずに脱落しました。 子どもにもすすめてみましたが「漢字いっぱいだから」と断られました。 将棋のアロハを解っている人には面白いかもしれませんが、超初心者の私には無理でした。