意識の進化的起源
: トッド・E・ファインバーグ/ジョン・M・マラット/鈴木 大地
意識はいつ、どのように生まれたのか。鍵は、動物が一気に多様化したカンブリア爆発と、世界をイメージとして捉える視覚の進化にあった。意識研究者と生物学者がタッグを組み、原初の意識と意識のハード・プロブレム自体の起源を探る。昆虫やイカ・タコ類とも比べながら、多角的なアプローチが収斂していく道筋に知的興奮を覚える1冊。
はじめに
謝辞
第1章 主観性の謎
第2章 一般的な生物学的特性と特殊な神経生物学的特性
第3章 脳の誕生
第4章 カンブリア爆発
第5章 意識の発端
第6章 脊椎動物の感覚意識の二段階的進化
第7章 感性の探求
第8章 感性の解明
第9章 意識に背骨は必要か
第10章 神経生物学的自然主義─知の統合
原注
訳者あとがき
付録 表中の引用文献
引用文献
索引
レビュー(5件)
進化の歴史をたどる本としてはとても面白い。ただ、意識の進化的起源について、納得いく説明があるかというとちょっと疑問を感じる。ある程度の知識があることは前提で書かれている本なので、進化についてある程度平易な本を読んでからこちらを読むのがおすすめ。