脳という「人体のメカニズム」、生き方を指し示す「思想」……。
異なる「2つの視点」で考える“不安とは何か”論。
はじめに
第1章 「不安」とは何かー伊藤浩志
1不安を科学する
2不安と病気の関係
第2章 現代社会の「不安」-伊藤浩志
1格差は人を殺す
2なぜ格差で人が死ぬのか
第3章 進化する脳ー伊藤浩志
1痛み止めの薬が心のキズに効くわけ
2共感能力は社会動物としての本能
3共感能力の弱点
4なぜ人は他人の目を気にするのか
第4章 不安・自由・個人ー島薗 進
1夏目漱石が描く不安
2不安に向き合うこと
3「自己本位」と不安
4自己本位と不安の関係
第5章 不安を遠ざける社会ー島薗 進
1社会から不安を取り除く
2不安と自由
3自由からの逃走
4孤独と不安と向き合う自由
第6章 不安が社会を脅かすという専門家ー島薗 進
1原発災害が誘引となった可能性のある自殺
2放射線による健康不安対策に関する研究
3放射線健康不安ばかりを強調する捉え方の問題点
4専門家が自由なコミュニケーションを抑圧する
5専門家の支配を超えて
6テクノクラティック・パラダイムと自由
第7章 「不安をめぐる対話」島薗進×伊藤浩志
現代の不安の正体とは?
安全と安心は分けられるのか
専門家が陥りがちな罠
不安を自己責任にしない社会へ
理解せず、共存し合えるか?
おわりに
参考文献
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