米澤穂信さんが好きで購入しました。日常の謎や青春小説要素を楽しみつつ、ユーゴスラヴィアについても深く考えさえられるきっかけになりました。 読んでよかったと思う一冊です。,「王とサーカス」が面白かったので、大刀洗万智が高校生の時を描いたこちらの作品も読んでみました。前半は、ユーゴスラヴィアから来たマーヤの疑問を万智が解くという「日常の謎」系の話です。マーヤがとても魅力的に描かれていて、親しみを持つことができます。だからこそ、後半にユーゴスラヴィアで紛争が起こったときに、遠い国のことでも興味を持って読むことができるようになっています。,興味深く 読みました。 自分の目が、世界に開かれていないと、感じました。 ニュースなど、しっかり見ていきたいと思います。,7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字を持つ、1つの国家と言われていたユーゴスラビア。その国からやってきた少女のお話。ユーゴスラビアという国がほんの少しだけわかります。,古典部シリーズ・小市民シリーズのような日常の謎は、相変わらず読んでいて楽しかったです。後半からの陰鬱な雰囲気には嫌な想像が頭に張り付いて、前半とは打って変わった気分で読み耽りました。どこの本屋にも置いていなかったので、とても助かりました。
レビュー(406件)
読んでよかった。
米澤穂信さんが好きで購入しました。日常の謎や青春小説要素を楽しみつつ、ユーゴスラヴィアについても深く考えさえられるきっかけになりました。 読んでよかったと思う一冊です。
「王とサーカス」が面白かったので、大刀洗万智が高校生の時を描いたこちらの作品も読んでみました。前半は、ユーゴスラヴィアから来たマーヤの疑問を万智が解くという「日常の謎」系の話です。マーヤがとても魅力的に描かれていて、親しみを持つことができます。だからこそ、後半にユーゴスラヴィアで紛争が起こったときに、遠い国のことでも興味を持って読むことができるようになっています。
興味深く 読みました。 自分の目が、世界に開かれていないと、感じました。 ニュースなど、しっかり見ていきたいと思います。
ユーゴスラビア
7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字を持つ、1つの国家と言われていたユーゴスラビア。その国からやってきた少女のお話。ユーゴスラビアという国がほんの少しだけわかります。
古典部シリーズ・小市民シリーズのような日常の謎は、相変わらず読んでいて楽しかったです。後半からの陰鬱な雰囲気には嫌な想像が頭に張り付いて、前半とは打って変わった気分で読み耽りました。どこの本屋にも置いていなかったので、とても助かりました。