外資の石油会社でオイルマンとして三十年勤務。
五十歳の節目に職を辞して故郷に戻り、自分でも行政書士のなんたるかも知らずに看板を掲げました。本人さえ分かっていない職業での船出です。
依頼人のあろう筈もなかろうーー。
が、世の中分からないものです。いろんな方の支えと御縁のお蔭で、クライアントの人生に寄り添いつつ二十数年の月日が過ぎていきました。
数多の事件に係わらせていただいた、その軌跡の記録を思い立ち、お世話になった方々への感謝の思いも込めて出版の運びとなりました。ただし、守秘義務の観点から大部分において、フィクションの溶け込んだ物語に仕立てています。
願わくば、これから行政書士を目指す方(或いは現役でご活躍の先生)の参考書(反面教師?)のひとつとして、本棚の片隅にでも置いていただけるなら望外の喜びです。
(おわりにより)
巡り合わせ -- 追憶 --
報いの言葉は --「奇跡だと思います」
男気(侠気)
漂流
大スターの矜持
告発できない殺人事件
DV離婚 -- 弁護士からの依頼 税務署と税理士が見えなかった相続人
刑事の鏡
元中学校長(住職)と老女 -- 真昼の決闘
死者に招かれて
おわりに
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