地下鉄サリン事件はなぜ防げなかったのか 元警察庁刑事局長 30年後の証言
死者14人、負傷者6千人以上を出した未曾有のテロ「地下鉄サリン事件」が起きてから2025年3月で30年が経つ。捜査の最終意思決定者が当時の資料やメモをもとに初めて証言。オウムとサリンの関係を掴みながらも、なぜ警察は事件を防げなかったのか。捜査の全内幕を語る。◆目次◆巻頭言はじめに── 聞き取りの枠組みと手法第1章 松本サリン事件第2章 対オウム作戦の立案第3章 事件の続発と態勢構築第4章 地下鉄サリン事件第5章 教団拠点の大捜索第6章 國松長官狙撃事件第7章 麻原逮捕およびその後第8章 オウム事件全体の評価1第9章 オウム事件全体の評価2垣見隆とオウム捜査──ある警察官僚の出処進退垣見証言の意義終わらない事件と本書の位置──後記にかえて
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2025年は地下鉄サリン事件から30年ということで、テレビでも様々な特集が組まれ、雑誌などでもオウム真理教に関する記事が多く見受けられている。本書は警察幹部による貴重な証言を元に、新聞記者らしい地道な取材を重ねて構成されており、大いに読み応えがあった。