●20もの異なった顔を持つ変装の天才が、連日新聞記事を賑わし、東京中の話題となっていた。その人物は年齢性別に関係なくどんな人間にでもなりすますことができ、誰も本当の顔を誰も見たことがないために怪人二十面相と言われているのだが、宝石や美術品といった高価で美しいものばかりを盗みまくっているのだった。事前に犯行を予告しておいて、狙ったものを見事に奪い去っていくという大胆さが、人々に驚きを与え、恐怖をあおり立てているのである。警察でさえも捕まえることができないでいるこの怪盗が新たに目をつけたのが国立博物館所蔵の美術品だった。しかも予告文には一つ残らず奪ってみせると書かれている。こうなると、頼れるのはもはや日本一の名探偵明智小五郎をおいて他にない。明智の助手をつとめる小林少年と少年探偵団の面々も縦横無尽の働きを見せる。こうして悪と正義の火花を散らす戦いが始まった!
レビュー(5件)
小5の子どもに推理小説を読んでみたいと言われて購入しました。 とてもおもしろかったようで、2日で読み終わりました。 全部フリガナが入っているのも良かったです。
子供がくもんの読解の問題で出て気になったようで、まだ低学年なので挿し絵も怖くないこちらを購入しました。文庫なので字が小さいですが読めるそうです。
小学5年生のこどもに、読書を習慣にして欲しいと願って購入。江戸川乱歩は古典すぎるかとも思ったのだけれど、うまくリライトされていて、古くささを感じさせない出来になっている。子どもも面白かったのか、2日で全部読み切ってしまった。偏らないようにいろいろなジャンル、作家の本を読んでくれることを祈っている。
推理好きな息子に自分が子どもの頃読んでいたこの本を渡したら 挿絵がこわい…と。 現代版をと探したら家の近くの本屋さんには置いてなかったので こちらで購入。 少し難しい言葉もあるようですが おもしろい!と言ってくれました。