“そのころ、東京じゅうの町という町、家という家では、2人以上の人が顔を合わせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪人「七面鳥」のうわさをしていました。「七面鳥」というのは、毎日毎日、新聞記事をにぎわしている、不思議な盗賊のあだ名です。その賊は7つのまったく違った顔を持っていると言われていました…。”御存知怪人二十面相ならぬ怪人七面鳥、ある時は某国大使館、ある時は香港の大ホテル、はたまた究極のグルメ屋敷に現われては奇才縦横、盗めぬものはなしの怪盗ぶり。時には「百万ドルの夜景を盗め」なる注文にも応じる。カワイ子ちゃんにも恵まれてヌハハハというところだが油断大敵…。-奇才山田正紀の新「七面鳥」シリーズ登場。
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