お見送りの場であるお葬式は、故人の人生の締めくくりの場になるだけでなく、故人と関わりのあった人たちにも深く影響を与えるものになる、と安部氏は言います。故人への感謝の気持ちが深まり、遺された家族の絆が強まり、憎み合っていた関係が修復するーー。お見送りの場で起きた感動的なエピソードは、参列者の心に幸せな記憶を作り上げ、思い出すたびに温かい気持ちになります。特定の葬儀社には所属せず、俯瞰した視点で数多くの「葬儀の現場」を見てきた葬祭コーディネーターが、強く印象に残る事例を紹介。その具体例の数々は読者の心を動かし、自分や家族、大切な人の見送り方を考えたくなります。
レビュー(1件)
生きている人皆さんに読んで欲しい本
人目のない場所で読むことをお勧めします。一話一話、すべてに対して涙がポロポロ。。 「行ってらっしゃい」「行ってきます」その挨拶を最後に、そのまま会えなくなることは誰にでも有り得ることです。 それが今日だとしても、後悔が残らないくらいに普段から大切な人とにこやかに過ごしていよう、そんな風に思えました。 お葬式は、遺族が皆様に感謝を伝える場所であり、生前にどんな生き方をしていたのかが参列者を通して分かる、故人から遺族への最後のギフトでもあるなと感じました。