本書は、全国屈指の激戦区・神奈川で互いに切磋琢磨しながら鎬を削る監督たちの熱い想いを一冊にまとめた書籍である。
優勝争いの中心にいる横浜、東海大相模、慶應義塾、桐光学園。
常連校の壁に挑む相洋、横浜隼人、横浜創学館、日大藤沢、桐蔭学園。
革命を起こす準備を進める立花学園。古豪復活へ力をつける武相。
旋風を狙う県相模原、横浜清陵、川和、市ケ尾。
選手にさまざまな個性があるように、監督にもさまざまな色がある。
夏の勝者はわずかに1校。
神奈川の頂点、そして甲子園の頂点に挑む監督たちの戦いに迫ったーー。
【収録校】
慶應義塾 森林貴彦監督
横浜 村田浩明監督
東海大相模 原 俊介監督
桐光学園 野呂雅之監督
横浜隼人 水谷哲也監督
横浜創学館 森田誠一監督
日大藤沢 山本秀明監督
桐蔭学園 片桐健一監督
相洋 高橋伸明監督
立花学園 志賀正啓監督
武相 豊田圭史監督
県相模原 佐相眞澄監督
横浜清陵 野原慎太郎監督
川和 平野太一監督
市ケ尾 菅澤悠 監督
レビュー(3件)
高校野球好き
高校野球が大好きであり、自身も神奈川の高校球児であったこと、そして今現在も高校野球が自分の人生の原点で活力となっている以上、このような書籍を目にした時購入せずにはいられません。神奈川の高校野球の頂点に立つ目標を掲げている学校は多くあると思いますが、実現できた学校はそう多くはないと思います。それでも頂点を目指し努力している学校の野球部関係者たちの想いや、成功と失敗の経験談は我々の日常生活においても非常に参考になることが多くあると感じました。神奈川という小さい範囲で切磋琢磨されている監督たちの話なので、興味を持つ人は少ないかもしれませんが、高校野球というカテゴリーに捉われず目標に向かって試行錯誤を重ねトライ&エラーの継続から出てくる結果、そしてその結果からまた次に向かっていく姿勢や行動力は、多くの人たちにとってとても参考になる内容ではないかと思います。
大変に興味深い内容です。高校野球ファンの方 特に神奈川県の高校野球に関心がおありの方はご一読いかがでしょうか。