私がカワセミを撮るきっかけになったのは一月の冬晴の朝、散歩の途中だった。公園の楡の木にはまだ沢山の実が残っていて、シジュウカラが数羽飛び交っていた。散歩する人もなく静かな公園だった。
突然、足元からカワセミが飛び出し、朝日を浴びながらエメラルドブルーの尾を引いて西のほうに飛んで行った。それは息をのむ瞬間で、その美しさは経験したことのない衝撃的なものだった。しばらくその余韻に浸っていたが、カワセミがこれほど綺麗だったのかと思い知らされ、同時にまた見たいと思うようになった。
以来、その光景が頭から離れず、結果としてカワセミとは長い付き合いになっていった。(本文「カワセミとの出会い」より)
2 はじめに
6 カワセミとの出会い
8 カワセミの身上調書
カワセミに魅せられて
14 華麗に空を舞う 21 カッコイイ・スタイル
30 狙 う 36 狩 り 46 食べる
54 休 む 60 季節の中で
67 ● 公園の散歩道
四季おりおり 里山の仲間
70 カワセミの隣人たち
71 アトリ 72 アリスイ 73 ウ ソ
74 エナガ 75 オオジュリン 76 カシラダカ
77 シ メ 78 ジョウビタキ 79 タシギ
80 ベニマシコ
81 私の大好きな猛禽類
82 サシバ幼鳥 84 ツ ミ 86 アオジ
87 ホオジロ 88 モ ズ 90 ヤマガラ
91 ルリビタキ 92 ウグイス 93 キ ジ
98 コゲラ 99 コジュケイ 100 シジュウカラ
101 オナガ 102 イカル 103 オオヨシキリ
104 カイツブリ
105 ● カワセミの日常は危険に満ちている
107 あとがき
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