日本ではあまり知られていない英米圏のニーチェ研究の成果を第一線の哲学者が紹介。現代哲学の用語や多くの身近な事例を用いて、ニーチェ哲学の最も重要な部分が、一般の読者にもわかりやすくコンパクトに描かれた最新の入門書。
序文
ニーチェの作品を解釈する
第1章 はじまりーー『悲劇の誕生』と『反時代的考察』
ワーグナー・ショーペンハウアー・カント
『悲劇の誕生』をさらに詳しく
『反時代的考察』
第2章 新境地へーー『人間的、あまりに人間的』と『曙光』
近代的道徳の本質
自由精神とそのほかの概念
「私たち自身にも知られざるもの」
第3章 悪鬼(デーモン)と狂人ーー『愉しい学問』
神の死
「存在の美しき混沌」
第4章 ニーチェのバイブルーー『ツァラトゥストラはこう語った』
『ツァラトゥストラ』をさらに詳しく
末人
永遠回帰
第5章 真理・自己・自己に関する真理ーー『善悪の彼岸』
『善悪の彼岸』
真理とパースペクティヴ
『善悪』のアイデアをさらに詳しく
力への意志に関する主張
第6章 病める動物の発明ーー『道徳の系譜学』
道徳の諸問題
「人間に関する本当の問題」
追加の解釈
禁欲主義的理想
神の死についてさらに詳しく
第7章 終幕に向けてーー『偶像の黄昏』・『アンチキリスト』・『この人を見よ』・そしてワーグナー再び
「宣戦布告」
精神状態の悪化
第8章 ニーチェの遺産
読書案内
訳者解説
訳者あとがき
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