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人間の弱さを徹底的に描いた衝撃作!!! 日本文学の不朽の名作『人間失格』をトップホラー漫画家の伊藤潤二氏が独自の表現で捌く衝撃作の単行本第2集です。 人間の営みが理解できない。なのに、周りの人間の目が気になって仕方ない。 そんな主人公・大葉葉蔵が必死で身につけたのは道化だった。上京後、地下活動に参加して疲弊し、カフェの女給と心中するも自分だけが助かってしまう。その後信頼の天才とでもいうべきヨシ子という 女性と出会い結婚。小さな幸せを手に入れるが、それは決定的な自己崩壊の始まりであった…… 「世間と折り合いがうまくつかない」そんな読者に深く愛される名作に、強いインスピレーションを得た伊藤潤二氏。氏がホラーの要素を絶妙に取り入れ、構成した問題作です。どうぞ宜しくお願いいたします。 【編集担当からのおすすめ情報】 文学界不朽の名作に大胆な解釈を加え、鮮烈なビジュアル表現が繰り広げられる伊藤潤二版『人間失格』。 いま、次回が一番読みたい漫画という読者の声を多く聞きます。是非手に取ってご一読ください。 宜しくお願いいたします。
レビュー(8件)
伊藤 潤二が描く人間失格2巻。 恥ずかしながら小説は知っているけどちゃんと読んだことがないので漫画で読んでいますが、多分原作より熊内悪く書いているんじゃないかと思う。 とても不気味でどろどろとした雰囲気が作者の作風とあってると思います
良いお買い物をしました。 ありがとうございました。
昔、中学生くらいの時に文庫本で読んだ記憶があります。今、大人になってマンガというカタチで読んで、これは…中学生が読んで理解するのは難しい、大人な内容でもある作品だな、とも思えました。伊藤さんの絵も綺麗です。 子供時代に小説で読んだ物を、大人になってからマンガで読む。大変、味わい深いです。 ありがとうございました☆
中学のとき小説を読んで葉蔵にいまいち感情移入出来ない部分を感じたのですが、彼が女性にモテモテだったからです。でも非モテの主人公の物語だと面白くないかな。