「経済最優先」そして「デフレ脱却」をスローガンに掲げた第二次安倍晋三政権発足から約五年。「三本の矢」からなるアベノミクスは、一九九〇年代以来の長期デフレによって縮小均衡に陥っていた日本経済を、本来あるべき成長軌道に引き戻すことに成功しつつある。世論調査等ではいまだ評価の低いアベノミクスだが、経済学的に検証を行えば、十分「日本経済を変えた」と言って差し支えない。本書は、その真実を論理とデータによって示しつつ、さらに、デフレ脱却が完遂されたあかつきには必要となるアベノミクスからの「出口戦略」をどう考えるべきかを提示する。
レビュー(5件)
アベノミクスの金融政策を評価!
この本は、アベノミクスの日銀の金融政策を評価していますね。 リフレ派の重鎮として、とても日銀の金融政策を批判してきましたが、安倍政権になってから、金融政策が変わったと評価していますね。 ただ、本が出た時代とは変わって、日銀は、年に80兆円→30兆円に、金融縮小をして、ステルステーパレーションをしてしまったので、物価2%を達成できませんでしたからね。 また、財務省の消費税増税で、日銀の金融政策を台無しにしてしまったので、日本経済は、全体として、安倍首相の思惑とは、違って、景気は、良くなりませんでした。 結局、消費税を10%にして、コロナ恐慌にもなり、結局、日本経済は、ボロボロになってしまいましたね。時代が変わると、本とは想定していない事が起きるものですね。 今は、財務省も日銀も財政政策と金融政策を拡大していますが、やはり、消費税減税をしないと、日本経済は、立ち直れないと思いますね。