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新品のまま使われることなく、たいくつしていたくれよんたち。ある日、箱をとびだしたきいろくんは、まっしろな画用紙をみつけます。きいろくんが、クルクルッと画用紙にチョウを描いてみると、なんていい描き心地! 「そうだ。チョウには、おはながひつようだね」きいろくんに連れられて、あかさんとピンクちゃんもやってきました。あかさんがチューリップを、ピンクちゃんがコスモスをさかせます。「おはなにははっぱがひつようよ」今度はみどりくんときみどりさんが呼ばれ、そして次つぎとほかのみんなも集まって、絵ができあがっていきます。けれど、くろくんだけは、きれいに描いた絵を黒くされてはたまらないと、みんなの仲間に入れてもらえません。さみしそうなくろくんのところへ、シャープペンのおにいさんがやってきました。シャープペンのおにいさんが、くろくんに教えてくれたこととは……。 だれかを仲間はずれにするのではなく、ひとりひとりがちがった個性をもつ大切ですてきな存在であることが、お話を通して小さな子どもたちにも伝わります。シャープペンとくれよんを使ったおえかき遊びにもつながる、大人気「くれよんのくろくんシリーズ」の第1作。
レビュー(340件)
すごくよかったです。また色のお勉強もできて大満足!
私が子どもの頃から読んでいた絵本で自分の子どもも大好きです。一緒に楽しく読んでいます。
ストーリーを読む声に合わせ、顔を左右に動かしながら絵柄を楽しんでいました。花火だー!と嬉しそうなリアクションが見れたので、それだけで大満足です。シリーズがあるようなので、オカワリしたいと思います。こちらの読者は3歳7ヶ月の女の子です。同年代の子にも是非。
絵本に興味を持ち始めた子供のために購入しました。お気に入りの1冊になりました!
可愛いクレヨンたちの物語です。 絵も可愛くて、このシリーズはお気に入りです。 仲間の大事さも教えてくれるお話です。