結晶解析は、複雑な構造を知るために数学的方法や計算法の原理の理解が必要だが、本書の前半では、予備知識のない読者のために、できるだけ数学を使わないで結晶解析の方法の考え方を述べ、後半では、より進んだ読者のために数学的関係や計算法を詳しく解説する。
1.概論
1.1 序説
1.2 結晶解析の基礎
1.3 X線の散乱
1.4 結晶によるX線の回折
1.5 結晶の回折像
1.6 結果の表現
2.結晶の対称性
2.1 基本的概念
2.2 対称操作の群
2.3 逆格子の対称性
2.4 空間群の決定
3.X線回折像の測定
3.1 測定装置
3.2 結晶格子と空間群の決定
3.3 格子定数の決定
3.4 写真法による回折強度の測定
3.5 構造因子|F0|の決定
3.6 自動回折計
4.構造解析の方法
4.1 最初の手がかり
4.2 Patterson級数
4.3 分子の形の利用
4.4 部分から全体へ
4.5 直接な位相決定
4.6 解きにくい構造
4.7 パラメターの決定
5.結晶構造解析の数学
5.1 変換の数学
5.2 フーリエ変換の諸性質
5.3 線型形変換の代数学
5.4 結晶格子の変換
5.5 対称操作
5.6 強度の統計
6.結晶構造解析の計算
6.1 電子計算機の利用
6.2 観測データーの処理
6.3 結晶構造因子と最小2乗法
6.4 フーリエ合成
6.5 パラメターの関数
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