或、カルト教団に九歳(小学三年生)の少女が、誘拐、拉致される。少女は教団の研修所で、三年間、洗脳され、かつまた、AIやITを駆使した研究所で、脳の開発、改造の施術を施される。そして、教団の教祖としてのスキルを持たせて、彼女を日本支部の教祖に就任させた。この教団は、勧善懲悪を教義の根本原理とするカルト教団であった。教団内の精緻な通信情報網を使って、悪行を行った者を検索して、教祖の恣意的独断で、【天誅】と言って、悪行を行った者を抹殺するのであった。
一方、少女は脳改造の過程で、過去の記憶を消去されてしまっていたのだった。その結果、自分の家族も認識できなくなってしまっていたのである。それが、或、きっかけから、家族と出会う事になるのである。変わり果てた娘の姿を見せられた、母親と家族たちは、必死で、娘の過去を取り戻させようと努力するのであった。そして、娘は過去を取り戻した。しかし、その結果は、娘も家族も、彼等が望んだ、明るい未来では無かったのである。
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