トラキア人における古代的な契約形態
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ギフト、ギフト
贈与論──アルカイックな社会における交換の形態と理由
序論 贈与について、とりわけ、贈り物に対してお返しをする義務について
エピグラフ
プログラム
方法
給付。贈与とポトラッチ
第一章 贈り物を交換すること、および、贈り物に対してお返しをする義務(ポリネシア)
一 全体的給付、女の財ー対ー男の財(サモア)
二 与えられた物の霊(マオリ)
三 その他の主題。与える義務、受け取る義務
四 備考──人への贈り物と神々への贈り物
さらなる備考──施しについて
第二章 この体系の広がり。気前の良さ、名誉、貨幣
一 寛大さに関する諸規則。アンダマン諸島
二 贈り物の交換の原理と理由と強度(メラネシア)
ニューカレドニア
トロブリアンド諸島
このほかのメラネシア諸社会
三 アメリカ北西部
名誉と信用
三つの義務──与えること、受け取ること、お返しをすること
物の力
「名声のお金」
第一の結論
第三章 こうした諸原理の古代法および古代経済における残存
一 人の法と物の法(非常に古拙なローマ法)
注解
インド=ヨーロッパ語系の他の諸法
二 古典ヒンドゥー法
贈与の理論
三 ゲルマン法(担保と贈り物)
ケルト法
中国法
第四章 結論
一 倫理に関する結論
二 経済社会学ならびに政治経済学上の結論
三 一般社会学ならびに倫理上の結論
訳注
訳者解説──マルセル・モースという「場所」
レビュー(21件)
がっちり論文として読まず、こんな民族が…考え方が…と、ひろい読みするだけでどきどきしました。この感覚わかる!とか、あの人のこと?とかいう部分もあります。
読書日記
2021年1月19日読了 論文みたいなの。まあ面白かった。 三篇とも同じテーマ。 一個目のが、このテーマを思いついたきっかけの具体的な一つの例みたいなの。 二個目のが、体系的にまとめようとした短いの。(多分) 三個目(表題作)が、集大成。 みたいな感じだと思う。 二個目のが面白かったような気がする。 「贈与」は、実は古代の経済活動だというの。世界中で贈与に関する同じような風習があるから、そうなんだろう、というの。 読んで思ったのが、「贈り物」についての俺の感覚は、そういう風習と正反対だなあというの。俺の感覚では、「贈り物」は、あげた瞬間にもらった人のもの。贈ったという行為も含めて。でも、世界中にある(古代の)贈与の風習は、逆。 (今でも俺は、「贈り物」について非常識な感じ)
岩波文庫で。
家族に頼まれて購入したので、内容はわかりませんが、待ちに待った岩波文庫での贈与論に満足しているようです。