明治初頭、日本の汎用書体となる明朝体活字が開発された。その活字鋳造と近代印刷技術の背景には、ひとりの外国人の姿があったー。
ウィリアム・ギャンブル。その営為はすべて、キリスト教の布教活動とともにあった。
活字見本や、印刷物・当時の記録を丹念に確認。
その足跡をたどり、近代日本の印刷技術の道程を明らかにする。
◎特集
欧米人による明朝体活字の開発ー活字見本から探る 小宮山博史
近代日本の印刷業誕生前史ーガンブルの講習と二つのミッションプレス 宮坂弥代生
世界史の中の和文号数活字史 内田明
ウィリアム・ギャンブルと横浜 石崎康子
(コラム)活字展 石崎康子
美華書館二号(ベルリン)活字の起源と発展 蘇精
◎本を楽しむ
アメリカン・ペーパーバックの華、「デル・ペーパーバック」の魅惑 尾崎俊介
◎連載・書物学事始め
文庫をめぐる 横浜開港資料館 石崎康子
西洋古書の遠近法7 雪嶋宏一
英国愛書家の系譜12 忘れ去られた収集家ジョン・モリス 高宮利行
愛書家としての魯迅7 瀧本弘之
書籍文化史料片々15 明治の製本師ー製本印という史料 鈴木俊幸
書物の声を聞く 書誌学入門15 佐々木孝浩
江戸時代の古文書の読み14 白川部達夫
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