産業誘致、防災、オリンピック…… 真山仁が鋭く描きだす本物の“復興”とは? 東日本大震災から12年、阪神・淡路大震災から28年 ふたつの被災地がともに抱える葛藤を描く三部作、完結! 東日本大震災で被災した遠間第一小学校で応援教師として勤務した二年を経て、小野寺徹平は神戸へ戻る。自らも妻子を亡くした阪神・淡路大震災を語り継ぐNPO活動に奮闘する小野寺だが、復興の名の下に生じた歪み、けして癒えない傷と向き合う日々は続く。一方、遠間では復興五輪、産業誘致など新たな葛藤が生まれていたーー。ふたつの“震災〞をつなぐ感動の物語。
レビュー(6件)
おすすめの本です
期待通りの本でした。ぜひおすすめしたい。
真山氏の小説が大変好きなので文庫本が出るたびに購入しています。 今回も一気に読んでしまいました。 社会派の内容でそれなりに興味をそそられますが、以前の経済小説が出ることもまた期待しています。
語り継ぐ大切さは分かりますが、今ひとつ心が揺さぶられないです。