ウィーンはいかにして「音楽の都」になったのか。十八世紀後半のウィーンでは、宮廷や教会などによる支援、劇場の発展、音楽教育の普及と聴衆の拡大、演奏会や舞踏会の展開など、多彩な要素が相互に作用しながら、音楽文化が重層的かつ豊かに形成されていった。膨大な同時代の史資料を駆使して描かれる「音楽の都」の実像。
はじめに
第一章 「音楽の都」を誕生させた都市──ウィーンの社会、宗教、生活
第二章 権力者と音楽──ウィーンの皇帝、貴族、教会
第三章 ウィーンの劇場と音楽──オペラ、バレエ、ジングシュピール、ヘッツ
第四章 ウィーンの音楽教育と聴衆の形成
第五章 音楽演奏の普及
第六章 舞踏会と公開演奏会の展開
終章 「音楽の都」誕生の後
あとがき
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