- 20
- 4.16
講談社児童文学新人賞出身作家の最新作! 『マイナス・ヒーロー』『流星と稲妻』と王道スポーツ小説を書いてきた落合由佳が「料理」をテーマに、家族の絆を描きます。 小学生の天には、かつておいしいご飯をつくってくれる「ばあちゃん」がいた。 だけど、ばあちゃん、父さん、天、弟の陽、妹の光の五人家族は、去年の冬、四人家族になった。 突然ばあちゃんがいなくなった日々に全員が戸惑うなか、天は近所で評判の「がみババ」に料理を教わることに。 ばあちゃんの台所を守りたい一心で始めた料理修業だが、天の料理が、どこか穴のあいた家族を再び結んでいくーー。 避けられない喪失との向き合い方を、料理を通じて丁寧にやさしく描く力作です。
レビュー(20件)
題名にひかれ、子供が読んでみたいというので購入しました。
夏休み読書用
子供の夏休み読書用に購入。どこかで読んだこの本の文章が面白くて興味を持ったとのこと。小学校中学年に読みやすく、文章の長さの割には結構すぐに読み終わっていました。登場人物の心理や展開が分かりやすい。読みおわった感想を聞いてみると、面白く清々しい感じとのことでした。