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七人もの人間が次々に殺されながら、一人の少女が警察に保護されるまで、その事件は闇の中に沈んでいたー。明るい人柄と巧みな弁舌で他人の家庭に入り込み、一家全員を監禁虐待によって奴隷同然にし、さらには恐怖感から家族同士を殺し合わせる。まさに鬼畜の所業を為した天才殺人鬼・松永太。人を喰らい続けた男の半生と戦慄すべき凶行の全貌を徹底取材。渾身の犯罪ノンフィクション。
七人もの人間が次々に殺されながら、一人の少女が警察に保護されるまで、その事件は闇の中に沈んでいたー。明るい人柄と巧みな弁舌で他人の家庭に入り込み、一家全員を監禁虐待によって奴隷同然にし、さらには恐怖感から家族同士を殺し合わせる。まさに鬼畜の所業を為した天才殺人鬼・松永太。人を喰らい続けた男の半生と戦慄すべき凶行の全貌を徹底取材。渾身の犯罪ノンフィクション。
レビュー(226件)
命の重みが感じられない…
とにかくグロテスクな描写が多いです。 実際の事件とは思えない… これは映画にするのは無理だろうって思える事件です。 生き残った女の子のお陰でこの事件が発覚し、法廷での勇気ある証言、素晴らしいと思います。 法廷での主犯の松永の嘘の上塗りに拍手です(笑)
闇金ウシジマくんシーズン3を見て この事件を知りました。 ネットで事件の事を調べてから本を購入しました。大まかの事を知ってから本を読む事をお勧めします。 たまたま作者さんと同じ疑問を抱き、同じ事に憤りを感じました。 殺人シーンばかりに目が行くと思いますが、DVや虐待は身近で起きている問題だと思います。ここ迄酷くなくても! 読み始めたら、あとがきまでしっかり読んで下さい。と言いたい一冊です。
怖いです
あまり報道されなかったですが、このような事件が本当にあったのですね。つい最近、長男の方がテレビに出ていましたがそっとしておいてあげたいですね。
現実離れしている
こんなことを言ってはなんだが、現実離れし過ぎているので、現実逃避にいい。非日常を味わうことができる。 自分がその場に居るわけではないし、安心できる場所でこれを読んだわけだ。何も心配することはない。自分には起こり得ない遠い場所の出来事。 犯罪系の本を読む人は犯罪をしたいわけではない。絶対にしない自信があるからこそ知り得たい、見てみたい世界なのである。わたしもその1人だ。 松永という人間は確かに恐ろしい。でも、あんな人間もいるんだなと知れてよかった。 残虐、鬼畜、類を見ない、そうは言うが、 殺人鬼なんて1人殺そうが、10人殺そうが、強姦殺人であろうが、幼児殺しであろうが、松永と別に変わらないのではないか。人を殺すこと=どんな殺害方法であっても、してはならないこと。人間として一番大切なものが欠けている。ただそれだけ。 犯罪者の気持ちなんて分かりたくない。でも、事件の異常さを知りたい人には、充分すぎる内容。 18歳以下は読まないほうが良いだろう。 冷静に読むことができる人向け。 読書中は、決して被害者に同情してはいけない。それくらい覚悟して読んでほしい。
読みやすい
地元で起きた事件でした 当時は結婚して引っ越してましたがやはり気になり息子さんが取材を受け改めて思い出し購入 それまで内縁の妻も主犯の男同様、極刑に!と思っていましたがこれを読んで変わりました よく、ここまで取材されたなと筆者に敬意を表します グロい所もありますがそれ以上に妻、そして妻の家族を思うと最後は泣けます 是非読んで真実を知って欲しいです