イエ、家族、夫婦、Home・・・・・・。様々な呼び方をされるそれらをめぐる錯綜する議論を追うことで、これまで語られなかった近代日本の一面に光をあてる。
イエ、家族、夫婦、子ども、ホーム、ファミリー、
これらを語る際、避けては通れない歴史がある。
内側から問う日本の近現代
イエ、家族、ホーム、ファミリーなど、多くの名が生まれた理由は、その言葉を用いないと表現できない現象や思いがあったためだ。「家庭」には、リベラル、保守、それぞれの理想が託されてきたが、一方でその理想と現実には様々な乖離があった。明治から昭和、平成、現代まで、それらをめぐる錯綜した議論をときほぐしていくことで、近現代日本の新たな一面に光をあてる。
序 章 イデオロギーとしての「家庭」
第一章 「家庭」の誕生ー「ホーム」の啓蒙
第二章 サラリーマンと主婦ー「家庭」と国家統制
第三章 「明るい民主的な家庭」の困難ー「家」から「家庭」へ
第四章 企業・団地・マイホームー一億総中流と「家庭」
第五章 理念と実態の乖離ーむき出しになる「家庭」
終 章 「家庭」を超えて
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