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徳川慶喜終焉の地・東京市小石川区小日向第六天町の徳川邸、その屋敷で生まれ育った孫娘自身が綴る、戦前の華族の暮らし。 少女時代の夢のような生活から一変、夫の戦死、そして娘との別れ。 サイパン玉砕から生還した軍医との再婚後、終戦後の奮闘、高松宮同妃両殿下との思い出。 波乱に満ちた人生を軽やかに駆け抜ける「おてんば姫」初の著作。 第一章 第六天の暮らし 慶喜終焉の地、小日向第六天町/第六天の子供たち/「表」と「奥」の五十人/第六天のお正月/御授爵記念日/おとと様とおたた様 第二章 学校生活 おひい様の学校/「金剛石 水は器」/やりにくい歴史の授業/修辞会、体操会、遠足/御當日/葉山と軽井沢の夏休み/有栖川御流/絵と写真 第三章 結婚と戦争 結婚/新婚生活と戦争の足音/太平洋戦争の開戦/長男・長女の誕生と出征/疎開と空襲/終戦/戦死の知らせ/不思議な巡り合わせと娘との別れ/『精強261空“虎”部隊サイパンに死すとも』 第四章 戦後を生きる 再婚・目白での大家族暮らし/横浜の下町で開業/高松宮邸/世が世なら/高輪での暮らし/井手八景/殿下・妃殿下との思い出/第六天再訪
レビュー(19件)
興味深い話ばかりで、一気に読み終わりました。戦後の話ももう少し知りたかった。
購入して良かった!
普段あまり本は読みませんが、自粛期間に購入しました。時代背景や、また普段接することがない、当時の徳川家のハイソな送らしぶりも垣間見れて、とても興味深かったです。また生涯に渡り一環して、芯が強い女性として生き抜かれた所も、感銘を受けました。
入院中の家族のために、読み物を調達が必要で、購入。
とても面白い内容の書籍でした。貴重な時代の証言でした。
品薄の商品なのに敏速な対応、有り難うございました。