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故郷の筑豊を離れ、上京してから七年。葛藤、挫折、再起をくり返し苦悩する伊吹信介は、ユーラシア大陸横断の大望を胸に秘め、シベリアへの密航を果たす。国際情勢の複雑多岐な現実に戸惑いながらも、大自然に生きる人々との出逢いに心打たれる信介。未知の世界の息吹に触れ、冒険の旅は続く。不滅の超大作・第八部 斑鳩への単独行 ハーレーに乗る男 大和から河内への旅 ホールの楽屋口で 若いマネージャー 北へ帰る日 出立前夜 イッツ・ア・ロングウェイ 運命の大きな手 シベリアの荒野 ハバロフスクの街角 華麗なるパーティー スミルノフ将軍の招待 両国共同の秘密事業 ミスターXの家で 日本人の知らない場所 遺された手記 危機せまる 兵士たちの影 アムール一族の村 筑豊を遠くはなれて 旅立ちの準備 解説 山内亮史(旭川大学学長)
レビュー(10件)
五木寛之の小説から暫く離れていましたが、やっぱり面白いですね。
ついに日本を飛び出しました。 さらばモスクワ愚連隊を彷彿とする著者のロシアへの思い入れを感じさせます。
伊吹君の活躍に期待!
この本1から7巻迄すべて読みました。主人公、伊吹伸介の活動に毎回ハラハラ、ドキドキで読んでます。今回も楽しめました。