基礎看護技術の修得における初学者に対する教授者のはたらきかけ(37)
基礎看護技術の演習において、看護技術の実技を学び始めて間もない学生が、
自らの感覚を通して“感じをつかむ”ことについて、
教員がどのような働きかけをしているのかを明らかにする試み。
教員の学生への具体的なはたらきかけについて明らかにしていくことで、
これまで教員個々の実践に埋もれていた教員のはたらきかけの意図や意味、
工夫を浮き彫りにし、技術演習での教員の判断や行動を意識化するための一助となる一冊。
序 章 看護技術演習における教員の学生へのはたらきかけを明らかにすることの必要性
第1節 研究の背景
1.看護学教育における看護技術教育
2.看護技術演習における教員の取り組み
第2節 研究の目的と意義
1.研究の目的
2.研究の意義
第1章 実感を通して学ぶ技術演習の実際と課題
第1節 感覚体験を伴う看護技術演習の実際
第2節 初学者の看護技術演習に関する研究
第3節 シミュレーション教育に見る学士課程の看護技術教育
第2章 感覚を共有する「学び」とは
第1節 技術演習に見る比喩的な言語表現と課題活動(Task)と到達状態(Achievement)の学び
第3章 初学者の看護技術演習における課題
第4章 技術演習における教員の学生へのはたらきかけに関する調査の実際
第1節 調査の概要
1.研究デザイン
2.調査期間
3.研究参加者
4.研究参加者の選定と依頼方法
5.データ収集方法
6.分析方法
7.倫理的配慮
第2節 研究結果
1.調査の概要
2.看護技術演習における教員の学生へのはたらきかけ
第5章 教授者の初学者へのはたらきかけの意味
第1節 教授者の身体感覚を学生と共有する意味
1.比喩的な感覚表現を用いて伝える
2.教授者自身の身体を用いて表現する
第2節 学生のイメージを実践につなぐ
1.学生の感覚と動きを結びつける
2.学生の身体感覚に直接はたらきかける
3.学生のイメージを強化する
第3節 教授者が自ら学生に歩み寄る
1.その場に同調しやすい雰囲気をつくりだす
2.その時その場で学生が最も理解し,実践につながる方法を判断する
第6章 総合考察
第1節 看護技術の実技を学び始めて間もない初学者に対する看護技術教育への示唆
第2節 研究の限界と今後の課題
第7章 テキストの作成に向けて
第1節 テキストの位置づけ
第2節 テキストの概要
補 章
引用文献
あとがき
資 料
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