16世紀前半、東アジア海域と京都を結ぶ山口を基盤に富を築き、列島に多大な影響を与えた大内氏。大友・尼子氏らとの戦い、毛利氏の台頭などを描き出し、分裂から統合へ向かう西日本を周辺海域の中に位置づける。
海域のなかの西日本ープロローグ/東アジア海域世界の展開(琉球王国の隆盛/朝鮮通交と対馬/終末期の日明貿易)/大内義興の上洛と西日本の諸勢力(大内氏の分国経営/足利義稙政権と西日本の諸勢力/大内氏と大友氏・少弐氏の抗争)/分裂・抗争の拡大(南九州の争乱/大友氏と周辺諸国の争乱/四国の情勢/山名氏・赤松氏分国の混乱/大内氏と武田氏の抗争/塩冶氏反乱と出雲・備後の諸勢力)/大内義隆と大友義鑑の戦争(大内義隆と北部九州の争乱/北部九州全域におよぶ戦乱/和睦の成立)/大内義隆と尼子氏の戦争(尼子氏の拡大/安芸国・出雲国への遠征/二大陣営の形成)/統合への胎動(九州各地における動向/瀬戸内海・四国各地における動向/毛利氏の台頭と大内氏の滅亡)/列島周辺海域の変動(石見銀山/海域の変貌/嘉靖の大倭寇)/海域の変動と西日本社会ーエピローグ
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