新型コロナの震源地・中国はなぜ感染を抑え、プラス成長を達成できたのか? 当局はなぜアリババ集団ら巨大ITへの統制を強めるのか? コロナ禍にあえぐ米欧を横目に、中国はデジタル防疫・経済成長・デジタル金融の三位一体を実現。そこには覇権的な政治体制だけでは説明できない、重要な経済ファクターがある。民間需要を取り込み、政府主導で建設が進む「数字中国(デジタル・チャイナ)」がその答えだ。日本にとってビジネスのチャンスか、経済安保上のリスクか。現地専門家が、ベールに包まれた“世界最先端”のDX戦略の実態を描き出す。
【目次】
第1章 デジタル技術を活用した、新型コロナ防疫措置
第2章 中国はどのようにして、新型コロナを抑え込んだのか
第3章 変貌するキャッシュレス国家
第4章 新経済プラットフォーマーの光と影
第5章 中国経済はなぜ、新型コロナ禍でも成長できたのか
第6章 デジタル国家の未来
レビュー(5件)
第1章と第2章を読んだところで、あまりに内容が薄っぺらくて下らないので、読むのを止めてしまった。中国はこんなに凄いんですよ、頑張っているんですよ、中国ばんざーい、という感じの中国礼賛本である。 コロナについては、感染開始時期に中国および武漢市政府の対応のまずさが存在したことは間違いなく、また 中国製のワクチンについても効果に疑問が出されているが、このようなことにはまったく言及がない。もちろん何の検討も分析もなされていない。 中国の大学でポストについているので、中国政府に対して批判的なことは書けないのかもしれないが、そうであれば、書籍を刊行するなどは本来おこがましくてできないのではないか。 逆にいえば、この程度のレベルで大学でポストにつけるということ自体が大変な驚きである。 書籍の内容に関しては、改めて著者ばかりでなく、出版社にも猛省を促したい。 本来星一つでももったいない。星ゼロのレベル。