本書は、理工系の学生を対象とした力学の教科書である。高校で物理学を十分に習得していない学生も考慮して、力学の基礎的な考え方と数学的手法を理解できるようになることを意図している。ニュートン力学を中心に、物体の運動、力の働きなどの基礎的なことからはじめ、運動方程式、エネルギー保存則、慣性モーメントなどを取り上げる。解説にあたっては、現象の説明に重点をおき、さらに、その現象を自らの手で数式を用いて表現できるように、式の導出には詳しい説明を与えている。また、数多くの例題と図版を用いることにより物理的思考が身につき、学習の理解度が高められるように配慮がなされている。
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